皇室の風 第212話
「ゆるがせにしてはならない」
岩井 克己
2026年5月号
今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」
有識者会議(清家篤座長)を経て、いま国会で与野党の意見集約が試みられている皇族数確保策と皇室典範改正への作業が土台としている政府報告書で、この一文は強い発信力を投げかけ続けている。
3代の皇位継承者に関して、このような踏み込んだ表現を有識者や官僚が勝手に盛り込むことはありえないだろう。病気を抱えた上皇が生前退位も念頭に、後事を託す皇太子、秋篠宮との「三者会談」を重ねていた際の重い「合意」を踏まえていることを示唆しているように思えてならない。「ゆるがせにしてはならない」との堅固な「意志」を込めた表現には「天皇の『おことば』」のような響きすらある。
ここへきて、国会与野党・会派の大勢が皇位継承の男統維持へと大きく傾きつつある。
各党会派の意見集約のための全体会議が新たな衆議院の構成を経て4月15日に再開された。一部に異論が残るものの極めて少数で、しかも強固な反対には至っていない。「静謐な環境」をとの申し合わせもあり、付帯意見などの記録にとどめるな・・・
有識者会議(清家篤座長)を経て、いま国会で与野党の意見集約が試みられている皇族数確保策と皇室典範改正への作業が土台としている政府報告書で、この一文は強い発信力を投げかけ続けている。
3代の皇位継承者に関して、このような踏み込んだ表現を有識者や官僚が勝手に盛り込むことはありえないだろう。病気を抱えた上皇が生前退位も念頭に、後事を託す皇太子、秋篠宮との「三者会談」を重ねていた際の重い「合意」を踏まえていることを示唆しているように思えてならない。「ゆるがせにしてはならない」との堅固な「意志」を込めた表現には「天皇の『おことば』」のような響きすらある。
ここへきて、国会与野党・会派の大勢が皇位継承の男統維持へと大きく傾きつつある。
各党会派の意見集約のための全体会議が新たな衆議院の構成を経て4月15日に再開された。一部に異論が残るものの極めて少数で、しかも強固な反対には至っていない。「静謐な環境」をとの申し合わせもあり、付帯意見などの記録にとどめるな・・・









