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経済

AI「二極化相場」の読み筋

変転の激しさへの対処法

2026年6月号

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3月末から4月下旬にかけて18日連騰の歴史的上昇を記録した。AI(人工知能)関連銘柄が上がる一方で、「将来的にAIに代替される、収益性が低下する」という懸念から、ソフトウェア業界など下がる銘柄はますます下がるという極端な二極化が続く。AIによる代替の脅威にさらされるソフトウェア業界の相場の行方はどうなるのか。
 半導体株は200日移動平均線の上方乖離率でみればITバブル以来の大相場のなかにある。モメンタム(勢い)のギアは一段と強まっている。下落が続く銘柄群があるのもITバブル期と似ている。当時は廃棄物処理のような公益セクターは地獄の逆行安が続き、バブル崩壊後には逆行高した。それならいいのだが、ゼロックス(コピー機)のように、バブルで逆行安、崩壊後も下げ続けてしまうという悲惨な銘柄もあった。いくら安く見えても、本質的に逆風が吹いている銘柄に投資しても成功することは難しい。
 今なら、ソフトウェア業界。例えば画像処理ソフトのアドビだろうか。高収益、安定成長にもかかわらず株価収益率(PER)は14倍程度まで低下している。実績を考え・・・

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