物言う株主とファンドの「蜜月時代」
防げぬ「共謀」にどう対処するか
2026年7月号
アクティビスト(物言う株主)とプライベート・エクイティ(PE)ファンドの連携プレーが、M&Aの世界で問題視され始めた。アクティビストに狙われた上場企業が、その圧力から逃れようとPEファンドによる買収を受け入れ非公開化するというパターンが定着しつつあるが、これが「出来レース」ではないか、という指摘だ。
「我々がA社の株を買って非公開化を迫るので、ホワイトナイトのふりをしてA社にMBO(経営陣の参加する買収)の提案を持ち込んでくれますか?」(アクティビスト)
「わかりました。その代わり、TOB(株式公開買い付け)価格には文句を付けず応募契約結んでくださいね」(PEファンド)
「もちろんです」(アクティビスト)
こうした類いのやりとりが事前に行われているのではないか、という指摘が事業会社や法曹界など各方面から続々と上がっている。アクティビストはプレミアム付きのTOBに応じることでエグジットが約束され、PEファンドは大株主の応募契約が担保されることで買収戦略をスムーズに進めやすくなる。お互いにとってWin―Winで、負けのないゲームになる。
・・・
「我々がA社の株を買って非公開化を迫るので、ホワイトナイトのふりをしてA社にMBO(経営陣の参加する買収)の提案を持ち込んでくれますか?」(アクティビスト)
「わかりました。その代わり、TOB(株式公開買い付け)価格には文句を付けず応募契約結んでくださいね」(PEファンド)
「もちろんです」(アクティビスト)
こうした類いのやりとりが事前に行われているのではないか、という指摘が事業会社や法曹界など各方面から続々と上がっている。アクティビストはプレミアム付きのTOBに応じることでエグジットが約束され、PEファンドは大株主の応募契約が担保されることで買収戦略をスムーズに進めやすくなる。お互いにとってWin―Winで、負けのないゲームになる。
・・・









