「乱気流相場」にどう対処するか
迷走する「モメンタム銘柄」の行方
2026年8月号
株式市場を先導してきたモメンタム(勢い)相場が反転し、急落している。米国フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6月22日に天井を打った後、20%超下落して7月17日には弱気相場入りした。その後は反発を試す展開となっている。米国株の「勢い」はどうなるのか。荒れる相場の今後を考えたい。
「モメンタム」という相場ファクターは掴みどころがない。「急騰するテーマ銘柄群」とでもいえばいいか。明確な指数があるわけでもなく、大手証券各社が銘柄バスケットを用意して追跡しているくらいのものだ。
代表的なものがゴールドマン・サックスの高ベータ(市場平均より値動きの激しい)モメンタム銘柄バスケットである。同指数は高値から33%下落した後、7月の月次オプション満期(7月17日)の翌営業日である7月20日に9%の急反発をみせた。過去5年で最大の上昇率である。「底打ち」したような動きだ。
このバスケットの調整はいつも3~5日くらいで終わるのが、今回は長かった。
モメンタム株と認識されている銘柄は現在、AI(人工知能)半導体で占められているが、1年前は「量子コンピュー・・・
「モメンタム」という相場ファクターは掴みどころがない。「急騰するテーマ銘柄群」とでもいえばいいか。明確な指数があるわけでもなく、大手証券各社が銘柄バスケットを用意して追跡しているくらいのものだ。
代表的なものがゴールドマン・サックスの高ベータ(市場平均より値動きの激しい)モメンタム銘柄バスケットである。同指数は高値から33%下落した後、7月の月次オプション満期(7月17日)の翌営業日である7月20日に9%の急反発をみせた。過去5年で最大の上昇率である。「底打ち」したような動きだ。
このバスケットの調整はいつも3~5日くらいで終わるのが、今回は長かった。
モメンタム株と認識されている銘柄は現在、AI(人工知能)半導体で占められているが、1年前は「量子コンピュー・・・









