《世界のキーパーソン》ナタリー・ハープ (大統領特別補佐官)
トランプを癒やす謎の「最側近」
2026年10月号
ドナルド・トランプ米大統領は頻繁にウソをつく。ワシントン・ポスト紙の校閲グループのまとめでは、1期目(2017年~21年)の4年間で、3万573回、ウソをついたという。1日平均で21回というペースだ。
こんな人物の最側近の中に、「大統領は常に正しい」と信じている女性がいる。それがナタリー・ハープだ。
実は今では、世界中の人々が彼女を目にしている。大統領の国内遊説や外遊を含め、大統領の行く先すべてに同行し、彼の発言を世界に発信しているからだ。国内遊説や外遊では、閣僚たちよりもずっと大統領の近くにいる。少人数のヘリコプターでの移動でも、彼女は大統領に同乗する。
やがて大統領番記者の間で「人間プリンター」というあだ名がついた。80歳の大統領は、モニター画面ではなく、紙に印刷された文書を求める。ハープは小型の印刷機を常に肩にかけて、大統領の横を歩く。大統領の発言だけでなく、彼が必要とする文書や情報をその場で印刷して渡すのだ。
トランプ発言には、過激で侮辱的な表現や事実誤認も多い。ハープは(大半の場合)そのまま記録し、世界に発信する。後に訂正や軌・・・
こんな人物の最側近の中に、「大統領は常に正しい」と信じている女性がいる。それがナタリー・ハープだ。
実は今では、世界中の人々が彼女を目にしている。大統領の国内遊説や外遊を含め、大統領の行く先すべてに同行し、彼の発言を世界に発信しているからだ。国内遊説や外遊では、閣僚たちよりもずっと大統領の近くにいる。少人数のヘリコプターでの移動でも、彼女は大統領に同乗する。
やがて大統領番記者の間で「人間プリンター」というあだ名がついた。80歳の大統領は、モニター画面ではなく、紙に印刷された文書を求める。ハープは小型の印刷機を常に肩にかけて、大統領の横を歩く。大統領の発言だけでなく、彼が必要とする文書や情報をその場で印刷して渡すのだ。
トランプ発言には、過激で侮辱的な表現や事実誤認も多い。ハープは(大半の場合)そのまま記録し、世界に発信する。後に訂正や軌・・・









