混迷続く東京医大で抵抗勢力を追い詰めた「ヤメ検」【情報カプセル】
六月に生体肝移植の治療成績の捏造が発覚し伊東洋理事長(当時)が辞職した東京医科大学が、その後も患者そっちのけで揺れている。病院運営正常化のために設置された第三者委員会(委員長、郷原信郎弁護士)が七月十三日、不正の温床と見られる医局講座制の全面見直しを柱とする報告書を公表したところ、理事会が黙殺。そこで郷原委員長は再生委員会の設置を提案したが、今度はそのメンバーの人選を巡って対立が深まっている。
郷原委員長らが推すのは土屋了介癌研究会顧問などの改革派。これに対して医局講座制の利権を守りたい主任教授側はまず、厚労省天下りの田中慶司理事長を使って土屋顧問らに辞退を迫り、さらに再生委代表に高久史麿日本医学会会長を推薦した。高久会長の子弟が東京医大卒ということを知っての「人質作戦」だ。
ただ、それで諦めないのが「ヤメ検」郷原委員長の真骨頂。文部科学省や民主党に根回しするとともに、詰め腹を切らされた伊東前理事長を引っ張り出して現執行部を批判させた。後は抵抗勢力に呆れ果てる姿などをアピールし、辞任カードをちらつかせでもすれば、世論は郷原を応援するだろう。そうなれば東京医大は郷原委員長のワンマンショーだ。ヤメ検、恐るべしか。
郷原委員長らが推すのは土屋了介癌研究会顧問などの改革派。これに対して医局講座制の利権を守りたい主任教授側はまず、厚労省天下りの田中慶司理事長を使って土屋顧問らに辞退を迫り、さらに再生委代表に高久史麿日本医学会会長を推薦した。高久会長の子弟が東京医大卒ということを知っての「人質作戦」だ。
ただ、それで諦めないのが「ヤメ検」郷原委員長の真骨頂。文部科学省や民主党に根回しするとともに、詰め腹を切らされた伊東前理事長を引っ張り出して現執行部を批判させた。後は抵抗勢力に呆れ果てる姿などをアピールし、辞任カードをちらつかせでもすれば、世論は郷原を応援するだろう。そうなれば東京医大は郷原委員長のワンマンショーだ。ヤメ検、恐るべしか。

















