社会・文化

バングラデシュ「仏教美術」の惨状傑作も朽ち果てるがまま

 バングラデシュといえば、一時は「世界の最貧国」と呼ばれ、「洪水と貧困」が国の代名詞だった。しかし、そんなこの国に、実は「仏教芸術の至宝」ともいえる貴重な仏像や彫刻が多数存在している。そのいくつかはこの十五年ほどの間に発掘されたものなのだ。

 現地の博物館を訪れてみると、これらの貴重な遺産が、家具や民芸品など普通の展示物のように粗雑に扱われ、暗い部屋の中に放置されたままとなっている。国民・・・
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