トヨタが部品調達で「中国傾斜」
系列メーカー「切り捨て」の始まり
2026年5月号
トヨタ自動車が中国コスト、すなわち中国市場における価格を前提とした部品調達に舵を切り始めた。中国メーカーが作る部品の価格は、トヨタ系部品メーカーのそれよりも2割から5割も安い。日本メーカーからすれば、まさに「価格破壊」だ。それでも、この中国コストに応じられない部品メーカーは「たとえ系列関係にあろうと早晩、トヨタの調達戦略から切り捨てられる。トヨタ系部品メーカーの多くが大きなダメージを負うだろう」という見方が自動車セクターのアナリストの間で浮上している。
実際、中国市場において今、「トヨタ系部品メーカーが軒並みトヨタからの受注を大幅に減らしている」(中国市場に詳しい経営コンサルタント)。メガサプライヤーと呼ばれるデンソーやアイシンも例外ではない。中国の部品メーカーに低価格競争で惨敗し、失注を重ねているのだ。
原因は、トヨタが中国の自動車メーカーに価格で真っ向勝負する決定を下したことにある。
基幹部品にファーウェイ採用
中国政府の強力な後押しもあり、中国では2020年以降に電気自動車(・・・
実際、中国市場において今、「トヨタ系部品メーカーが軒並みトヨタからの受注を大幅に減らしている」(中国市場に詳しい経営コンサルタント)。メガサプライヤーと呼ばれるデンソーやアイシンも例外ではない。中国の部品メーカーに低価格競争で惨敗し、失注を重ねているのだ。
原因は、トヨタが中国の自動車メーカーに価格で真っ向勝負する決定を下したことにある。
基幹部品にファーウェイ採用
中国政府の強力な後押しもあり、中国では2020年以降に電気自動車(・・・









