《地方金融の研究》三十三フィナンシャルグループ
あいちFGの「その次」はどこか
2026年6月号
次なる再編に向けた一里塚―。東海圏の地銀関係者の間ではこんな見方が専らだ。
2027年4月経営統合で基本合意した三重県を地盤とする三十三フィナンシャルグループ(FG)と愛知県本拠のあいちFG。持株会社同士を合併させて新持株会社を設立させたうえ、それぞれが傘下に抱える三十三銀行とあいち銀行をぶら下げる。新金融グループの商号や本店所在地、役員・組織の構成、合併比率などは統合準備委員会などで今後詰め、今年9月中の最終合意を目指すという。
「金利上昇で収益環境が好転する中、県境をまたいだ規模の追求に勝ち残りを賭ける『攻めの統合』だ」。三十三FG幹部はこう豪語して胸を張る。今年5月13日の統合記者会見を受けて、一見勝之・三重県知事も「経営基盤を強化するための前向きな統合だと考えている。これからも(三重)県内企業や地域に協力していただきたい」などとエールを送った。
三十三FGの総資産は約4・6兆円強、あいちFGは同7兆円。新金融グループが発足すれば単純合算で総資産は11・6兆円を超え、国内地銀界15位前後に浮上する。傘下銀行単体の預金残高の合計も10兆円を上回り・・・
2027年4月経営統合で基本合意した三重県を地盤とする三十三フィナンシャルグループ(FG)と愛知県本拠のあいちFG。持株会社同士を合併させて新持株会社を設立させたうえ、それぞれが傘下に抱える三十三銀行とあいち銀行をぶら下げる。新金融グループの商号や本店所在地、役員・組織の構成、合併比率などは統合準備委員会などで今後詰め、今年9月中の最終合意を目指すという。
「金利上昇で収益環境が好転する中、県境をまたいだ規模の追求に勝ち残りを賭ける『攻めの統合』だ」。三十三FG幹部はこう豪語して胸を張る。今年5月13日の統合記者会見を受けて、一見勝之・三重県知事も「経営基盤を強化するための前向きな統合だと考えている。これからも(三重)県内企業や地域に協力していただきたい」などとエールを送った。
三十三FGの総資産は約4・6兆円強、あいちFGは同7兆円。新金融グループが発足すれば単純合算で総資産は11・6兆円を超え、国内地銀界15位前後に浮上する。傘下銀行単体の預金残高の合計も10兆円を上回り・・・









