ロシア「勝てない戦争」の終え方
プーチン存命中の停戦は困難
2026年7月号
ウクライナ戦争の様相が再び変わってきた。ドローンを質量ともに向上させたウクライナ軍は、前線でロシアの前進を阻むと同時にロシア本土にも打撃を与え始めた。ウクライナの防衛線を突破するというロシアの軍事的な勝利のシナリオが遠のくなかで、ウクライナはロシア大統領ウラジーミル・プーチンを停戦交渉のテーブルに着かせることを狙う。それはどれほど現実味があるのか。
ウクライナのキーウ州北部で迎撃ドローン部隊が深夜、バンの中でレーダーと追跡信号の画面を追っていた。ロシア軍の自爆ドローンと目される赤いマークがウクライナの地図上を移動する。部隊の防衛圏内で敵のドローンが確認されると、表示は赤から黄色に変わり、迎撃ドローンが発射された。距離と高度を分析して、標的を捕捉すると、自律飛行に切り替え、追尾して迎撃した。
ロシア軍のドローンは日によってウクライナ全土に数百機飛来する。これまでは戦闘機や地上火器に頼ってきた防空の一翼を1機数千㌦の小型迎撃ドローンが担い、敵機を撃ち落とす体制が整いつつある。1年ほどで飛躍的に発展した迎撃ドローンシステムは、ドローン技術による戦争の構造変化を象徴す・・・
ウクライナのキーウ州北部で迎撃ドローン部隊が深夜、バンの中でレーダーと追跡信号の画面を追っていた。ロシア軍の自爆ドローンと目される赤いマークがウクライナの地図上を移動する。部隊の防衛圏内で敵のドローンが確認されると、表示は赤から黄色に変わり、迎撃ドローンが発射された。距離と高度を分析して、標的を捕捉すると、自律飛行に切り替え、追尾して迎撃した。
ロシア軍のドローンは日によってウクライナ全土に数百機飛来する。これまでは戦闘機や地上火器に頼ってきた防空の一翼を1機数千㌦の小型迎撃ドローンが担い、敵機を撃ち落とす体制が整いつつある。1年ほどで飛躍的に発展した迎撃ドローンシステムは、ドローン技術による戦争の構造変化を象徴す・・・









