新大学評判記 第83話
姫路獨協大学 経営危機で「徳洲会」の軍門へ
2026年11月号
獨協大学(埼玉県草加市)を中核とする獨協学園は傘下の姫路獨協大学を医療法人徳洲会に譲渡することを決めた。姫路獨協大は定員割れが続き、姫路市に公立大学化を打診したものの拒絶され、医療系大学獲得に意欲を持つ徳洲会が名乗りをあげた。徳洲会は全国に95の病院を展開する日本最大の医療法人で、同大の取得によって不足する看護師など医療スタッフを確保する狙いだ。経営が悪化する私立大学が増える中、医療法人が大学再編の核になる可能性が高まっている。
1987年に設立された姫路獨協大ほど紆余曲折を辿った地方大学は珍しい。姫路市が土地と建設資金を獨協学園に提供する全国初の公民連携大学として開学した。当初は外国語学部と法学部の2学部のみで、医療や看護とは無縁の大学だった。言うまでもなく、獨協大学は「ドイツ学」の研究・教育を目的に1881年に発足した獨逸学協会が母体で、ドイツ語など外国語習得や法学が教育の根幹にあるからだ。
医療系へ転換でも低迷
姫路獨協大の外国語学部も最盛期には英語、ドイツ語に始まり、中国語、スペイン語・・・
1987年に設立された姫路獨協大ほど紆余曲折を辿った地方大学は珍しい。姫路市が土地と建設資金を獨協学園に提供する全国初の公民連携大学として開学した。当初は外国語学部と法学部の2学部のみで、医療や看護とは無縁の大学だった。言うまでもなく、獨協大学は「ドイツ学」の研究・教育を目的に1881年に発足した獨逸学協会が母体で、ドイツ語など外国語習得や法学が教育の根幹にあるからだ。
医療系へ転換でも低迷
姫路獨協大の外国語学部も最盛期には英語、ドイツ語に始まり、中国語、スペイン語・・・









