三万人のための情報誌 選択出版

書店では手に入らない、月刊総合情報誌会員だけが読める月間総合情報誌

社会・文化

日テレの箱根駅伝中継で 創価学会が「電波ジャック」か

社会・文化●情報カプセル

2014年11月号

 来年一月二日、三日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を前に日本テレビが戦々恐々としている。

 十月十八日に行われた予選会で、創価大学が悲願の初出場を決めたため「電波ジャックされるのでは」(テレビ業界関係者)といわれているのだ。「日本一の大学宣伝の場」(私学関係者)である箱根駅伝。学会信者が大挙して沿道に詰めかけることは既定路線だ。「創価学会が威信をかけて大量のノボリを準備し、画面が埋め尽くされるのでは」(日テレ関係者)という心配が浮上している。

「CM枠に創価大や聖教新聞が並ぶのではないか」(同前)という問題もある。箱根駅伝の中継はいうまでもなくドル箱で、スポンサー料は高いが「この時期既に埋まっている」(広告業界関係者)。メーンの協賛であるサッポロビール以外のCMについては、「例年CMを流している企業から声がかかる」(同前)という。創価学会は今年の一月に行われた箱根駅伝中継で「聖教新聞」の広告を流していた。そのため、次回の中継でも威信をかけてCMを入れてくることは間違いないとみられており、中継の合間さえも創価学会の「広宣流布」・・・